シリアル通信 アプリケーション 開発用サンプル 機能解説
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送信データ読込 | ファイルに保存されているデータを,送信データ欄に読み込みます。 |
送信データ保存 | 送信データを,ファイルに保存します。 |
受信データ読込 | ファイルに保存されているデータを,受信データ欄に読み込みます。 |
受信データ保存 | 受信データを,ファイルに保存します。 |
終了 | ソフトウェアを終了します。 |
コントロール
接続 | 指定されたポートを開き,シリアル通信を開始します。 |
ポート | 使用できるシリアルポートがリストに表示されます。通信対象の機器が接続されているポートを選択します。 |
通信速度 データビット パリティ ストップビット フロー制御 タイムアウト |
通信条件を設定します。 |
スレッド追加 | この項目の設定がONである場合,送受信は別のスレッド上で実行されます。 |
RTS / DTR | RTS および DTR の出力をコントロールします。 |
CTS / DSR | CTS および DSR の状態を表示します。 |
モード | 入力または出力のモードを選択します。モードが変更されると,すでに存在するデータの表示は新しく選択されたモードの形式に変換されます。 バイナリ形式からテキスト形式に変換される場合,16 進コードの 80 ~ FF に対応するデータは失われます。 |
整形 | バイナリ形式が選択されている場合,桁を整えて表示します。 |
クリア | データを消去します。 |
送信データ |
選択された形式のデータを入力します。 ( 例 )
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デリミタ | データの末尾に追加するデリミタを選択します。 |
送信ボタン | データを送信します。 |
受信データ | 受信したデータを表示します。 |
自動更新 | 受信データの表示を最新の状態に保ちます。 |
更新 | データの表示を最新の状態に更新します。 |
データサイズ | データのサイズ表示します。使用される単位はバイトです。 |
最小値 | 自動生成データの最小値を設定します。 |
最大値 | 自動生成データの最大値を設定します。 |
送信条件 | 自動生成されたデータの送信条件を設定します。 |
連続送信 | 自動生成されたデータを連続送信します。 |
通信テストの方法
モデムと通信する場合
- モデムが接続されているポートを選択します。
- 通信条件をモデムの規格に適合するように設定します。通常はデフォルトの設定で通信できます。
- デリミタとして CR を選択します。
-
送信用のデータを以下のように入力します。
モード 入力例 バイナリ ( 16進 ) 41 54 バイナリ ( 10進 ) 065 084 テキスト ( ASCII ) AT - 送信します。
-
通信に成功すると,以下のような文字列が出力されます。
モード 出力例 バイナリ ( 16進 ) 41 54 0D 0D 0A 4F 4B 0D 0A バイナリ ( 10進 ) 065 084 013 013 010 079 075 013 010 テキスト ( ASCII ) AT
OK
ケーブルによって接続されているパソコンと通信する場合
- シリアル通信用のクロスケーブルを使用してパソコン同士を接続します。
- それぞれのパソコンで本ソフトウェアを起動します。
- ケーブルが接続されているポートを選択します。
- それぞれのパソコンにおいて通信設定が同じであることを確認します。
- 通信を開始します。
データサイズ
扱うことができるデータのサイズは,最大約 500MB です。